勉強会の中で嶋田さんが言われた一言に皆さん爆笑された言葉があります。
「人は信用してはいけませんね~!!」
これには親鸞会出身者は皆、爆笑でした。
今回勉強会を開催して思いましたのは、もう二度と騙されたくないという思いにとらわれて、なかなか他のところでご法話を聞いてみようと思えなくなることもあるのだろうということです。
私の場合もそうだったのですが、退会後しばらくして知り合いからご法話に誘われ、時間もあったので行ってみました。そこで、その人から必ずご信心をいただけますと強く言われたその言葉は、自分を励ましてくれましたが、すこし自分のガードを堅くしました。「もう騙されたくない。」という思いです。
また、騙されるんじゃないのか、あの人の言っていることは本当なのか、他でも聞いてみようという思いが強くなり、その後あちこちのご縁を求めました。
いろいろと考える時間が必要でした。じっくり考える事により客観的に自分を見ることが出来るからです。
その時間はひとそれぞれの長さがあるので、今回勉強会に参加された方もそれぞれの時間をもたれた上での参加だったと思います。
そして、私自身も時間が経つにつれ本物が分かるようになってきました。
それは私の思いかもしれないのですが、私が見たくない私自身の心を見せてくれる言葉が、真実ではないのかと思うようになりました。
また、私は信心頂いたという人の言葉は、何度か話しているうちに騙そうとしていないことが分かってきました。
親鸞会で信心決定したと言う人と退会者でも信心決定したと言う人が何人もいましたが、いろいろな先生のご法話を聞いていると本物か嘘かがなんとなく分かるようになってきました。
そして、最後は阿弥陀様に騙されるなら後悔は無い、という思いでした。
人では無く、法なんだ、法を正しく説かれる人が一番なんだということが良く理解できるようになりました。
そうなると自分で決めたところへ一直線でした。
阿弥陀様と自分にとことん向かい合って行く、それだけでした。
振り返って、それが一番近道でした。
南無阿弥陀仏に一直線。
これもすべては阿弥陀様のお計らいなのでしょうが、ご縁はせっかくなので積極的に求めた方が自分の為になると思います。
私は落ちるに間違いなし、阿弥陀さんは救うに間違いなし。