とくよしみねの「なぜ生きる」

「私はなぜ生きるのか、何のために生まれてきたのか、どこに向かっているのか、そして、どう生きるべきなのか」これらの問題について仏教および浄土真宗を基に気ままに思いつくまま書きます。  mail:aim_in_life(アットマーク)hotmail.co.jp

仏様とは

本来、「仏」とは、仏教における最高の存在であり、悟りを開いた者である仏陀如来)とする(狭義の仏)。しかし後に、仏陀に準ずる存在で悟りを開こうと修行している菩薩密教特有の尊である明王天部護法善神などを含めた、仏教の信仰、造像の対象となる尊格を、広義の解釈として「仏」と総称するようになった。(Wikiより)

 

仏様とは、WIKIに書かれた言葉では理解できません。釈尊は、この地球上に現れられた仏様でありますが、その理由は衆生を済度すること、つまり、輪廻転生の世界から救い出すことを目的とされてこの世界に現れられたと言われています。

また、釈尊はこの世界に数限りの無い仏様がたがおられるとも言われています。

では、その仏様達は何をされているのかというと、釈尊の目的と同じ目的を仏様ごとに活躍されているのです。これを色に例えて経典では、青色青光、黄色黄光などと言われています。

また、仏様は何にでも姿形を変えることが出来るそうです。そして衆生の為に命を投げ出してくださるのです。では、私が食べている魚もひょっとしたら仏様かもしれません。

では、阿弥陀様という仏様はどんな願いを立てられているのかと言えば、十方衆生を救うと願いを立てられています。では、救われた人は仏になってどうなるのかと言えば、釈尊と同じように衆生済度をするのですが、阿弥陀様に救われた人は阿弥陀様を讃えに来られるのです。

この世の中で、阿弥陀仏を讃えに来られている人、沢山いるじゃないですか、自分の周りは皆仏様かもしれません。

仏法を勧めてくれる人、お寺の住職、旦那さんや奥さん、子供や親戚家族など、皆私に仏法を勧めてくれる仏様かもしれません。

本人に全く自覚が無くてもそうなのか、いやいや、阿弥陀様の願いのかかっていない人など一人もいないじゃないですか、無宿善の人もいるかもしれませんが、そういうひともいつかは阿弥陀様とのご縁を結ばれることになるのです。

そこまで思えないにしても、少なくとも自分に阿弥陀様を薦めてくださる人は大事な仏様でしょう。

 

仏説阿弥陀経

「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」、お浄土に咲く蓮の花は、青色の花は青く光り、黄色の花は黄色に光り、赤色の花は赤く光り、白色の花は白く光り輝いている。

 

 それぞれの花がそれぞれの持ち味を充分に発揮して、しかもお互い決して他の花の邪魔をしないのです。青が好きな人は青へ、赤が好きな人は赤へ引かれるように人それぞれに応じて仏様の善巧方便が働かれているのではないでしょうか。

 

阿弥陀様に遇えないと嘆いておられる方、ちょっと視点を変えてみたらどうですか。

貴方の腹底から呼んでいる御念仏、私の口から出る御念仏が阿弥陀様なんですよ。

そして貴方の身近なところで仏様が働いておられるのです。

 

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏