とくよしみねの「なぜ生きる」

「私はなぜ生きるのか、何のために生まれてきたのか、どこに向かっているのか、そして、どう生きるべきなのか」これらの問題について仏教および浄土真宗を基に気ままに思いつくまま書きます。  mail:aim_in_life(アットマーク)hotmail.co.jp

大音響流十方

大音響流十方のお言葉は大無量寿経の中にあり、浄土真宗では讃仏偈として讃えられています。

そこには、正覚大音響流十方(正覚の大音、響き十方に流る)と法蔵菩薩様が世自在王仏様を讃え、新たに誓うのです。

仏様の悟りのお声は、十方微塵の世界に響き渡っています。

そして衆生を救わんと無限の仏様方が活躍をされているのです。

 

南無阿弥陀仏」は大音で十方微塵世界に響き渡っています。

 

それは今も、今からもずっとです。

光明無量、寿命無量がその南無阿弥陀仏に込められています。

だから私が救われるのです。

私が手を出す必要が無いのです。

 

私の手垢の付かない南無阿弥陀仏は、私の本性をあぶり出し、その私をそのままお浄土に連れて行くぞの呼び声なのです。

どれだけ否定しようが阿弥陀様は私を救わずにおれないのです。

どうか救わせてくれと手を付いて私にお願いされるのです。

このボンクラの私に。

 

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏