パソコンが使えるようになりましたので再開します。
そもそも「宗教問題」などと言う本があることさえ知らなかったのが、そのことを「さよなら親鸞会」や「安心問答」などで知って是非読んで見たいと思いました。
なかなか手に入らないと思ったけど、アマゾンで追加があるかないか分からないうちからとりあえず申し込んでおきました。
まず、手に取ってみて思ったのが週刊金曜日みたいな本だなと思いました。知る人ぞ知る週刊金曜日ですが、知らないということは怖ろしいというか、親鸞会の人たち、高森会長はインタビューを受けるにあたって宗教問題を読んだことがあったのだろうかと思いました。
高森会長だけでなく幹部はその事を知らなかったのか、ちょっとガードが低いな思います。本の題名からして危ないと思わなかったのかと思わずにおれません。
端的に感想を言うと、自信過剰というか問題意識の無い団体だと今なら本当に思います。
中にいると分からないかもしれませんが、マインドコントロールの一言で片付けるには問題が大きすぎですね。
内容についてですが、まず驚いたのが記者が一人ではないということです。記事は8本も有り、ある意味これを読めば親鸞会の今が分かります。さらに私が思いつかない視点からの記事もありました。アニメ「なぜ生きる」のことについてここまで調べたかとびっくりしました。やはり出来の悪いアニメだったんだと思いました。
また、高森会長へのインタビュー記事も正直に書かれており、今の親鸞会をそのまま表していると思いました。ただ、記事の印象は良いのですが結局嘘をついていることが後の記事でばれてしまっていることに残念な思いしかありませんでした。
スローガンは良いのにやっていることがお粗末ということです。スローガン道理の理想を目指す団体になれば良いのに、本当にそうなることが出来る人たちがそろっているのにと思います。
個人的には、この記事が一番大事だなと思うのが、紅楳英顕師の記事と元会員のインタビュー記事です。この二つの記事は本当のことをそのまま語っていることです。
この記事に対して親鸞会は何一つ回答できていません。というかそういう記事はありません。結局、一般読者が読んでうける感想は親鸞会は残念な団体だなとしか思わないでしょう。私個人としても残念です。
過去において何度も組織を改めるチャンスがあったにもかかわらず、結局高森会長の嘘をそのまま信じ行動していることによって社会的な地位を下げてしまっていること、理想を掲げながら理想を実現するためと異なることばかり行っていることが読み取ることが出来ます。
この雑誌を読めば会員に大きな動揺が起き、組織の存在が危ぶまれる事になると思いますが、記事に書かれていることを少しでも改める気があるのか無いのか、そこを注視していきたいと思います。
現役の会員の方には是非読んでもらいたい雑誌ですので、知り合いの現会員に送ってあげようかとも思います。雑誌の最後の方に書かれていましたが親鸞会について読者の会も開かれる予定になっています。9月24日(土)に東京で行われます。