新年早々風邪を引いてしまいました。
病になってお浄土が近づいたと喜べるかと言えば、全くの逆で少しも喜べません。
親鸞聖人もおっしゃているとおりです。
歎異抄第九条
また浄土へいそぎまいりたきこころのなくて、いささか所労(しょろう)のこともあれば、死なんずるやらんとこころぼそくおぼゆることも、煩悩の所為なり。
現代語訳
また急いで浄土へ参りたいというような思いがなくて、ちょっとした病気でもすると、もしや死ぬのではなかろうかと心細く思うのも煩悩のしわざです。
何が煩悩か知りませんが、南無阿弥陀仏の南も出てきませんでした。
今もかなりしんどいですが、南無阿弥陀仏と言えるくらいになりました。
だからどうしたと言うわけではありませんか、私というものがらはそんな程度なんてすね。新年早々残念。