とくよしみねの「なぜ生きる」

「私はなぜ生きるのか、何のために生まれてきたのか、どこに向かっているのか、そして、どう生きるべきなのか」これらの問題について仏教および浄土真宗を基に気ままに思いつくまま書きます。  mail:aim_in_life(アットマーク)hotmail.co.jp

病は浄土への便り

新年早々風邪を引いてしまいました。

病になってお浄土が近づいたと喜べるかと言えば、全くの逆で少しも喜べません。

親鸞聖人もおっしゃているとおりです。

 

歎異抄第九条

 また浄土へいそぎまいりたきこころのなくて、いささか所労(しょろう)のこともあれば、死なんずるやらんとこころぼそくおぼゆることも、煩悩の所為なり。

現代語訳

また急いで浄土へ参りたいというような思いがなくて、ちょっとした病気でもすると、もしや死ぬのではなかろうかと心細く思うのも煩悩のしわざです。

 

何が煩悩か知りませんが、南無阿弥陀仏の南も出てきませんでした。

今もかなりしんどいですが、南無阿弥陀仏と言えるくらいになりました。

だからどうしたと言うわけではありませんか、私というものがらはそんな程度なんてすね。新年早々残念。

 

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏