とくよしみねの「なぜ生きる」

「私はなぜ生きるのか、何のために生まれてきたのか、どこに向かっているのか、そして、どう生きるべきなのか」これらの問題について仏教および浄土真宗を基に気ままに思いつくまま書きます。  mail:aim_in_life(アットマーク)hotmail.co.jp

勉強会の感想

今回の勉強会の参加者はそんなに多くは無かったのですが、宮田さんのご法話が初めてだった方がいらっしゃってとても有意義な勉強会になりました。
午前の座談会も富山の和上のご法話を味わうことが出来本当に楽しかったです。
我が身を丸ごと救う阿弥陀様のお慈悲をしっかり聞かせていただきました。
午後は宮田さんの飄々とした語りのご法話がとても有り難かったです。
御文章の聖人一流の章を詳しく聞かせていただきました。

また、座談会(質疑応答)では疑いについての突っ込んだ質疑が非常に良かったです。
法話の録音データが欲しい方は私までメールしてください。
ダウンロードサイトにアップします。

ところで個人的に非常に驚いたことがありました。
同じ会場で高森顕徹会の支部会合があり、昔の法友にばったり遭遇してしまいました。
こちらは本当に懐かしく「元気にしてる?」という調子で声をかけたのですが、
反対に「今も高森会長を非難しているのだろう。」と返されてしまいました。
正直、高森会長なんてどうでも良いのだけどと思いましたが、そんなことしていませんよと答え、今日はご法話会をしていることを伝えたのですが、結局「なぜ生きる」の映画のチラシを渡されました。
せっかくなので見に行ってみようかなと思いましたが、平日で仕事がありますのでたぶん無理でしょう。

しかし、十年ぶり位に会ったのにまるで敵を見るような目つきで話してきたときには、さすがに驚きました。

一般的な人としての対応が全く出来ないのです。
この人達は相変わらず「高森顕徹会長を絶対的に信奉しているのだ」と思いましたし、

高森顕徹会長を裏切って退会した者には近づいてはならないと本気で思っているのでしょう。

そして、全く余裕の無い顔をしていましたのでなんだか悲しい気持ちになりました。
人間の迷いの深さを見せつけられ本当になんともならないのかなとも思いました。

この先どうなるかわかりませんが阿弥陀様のお慈悲にふれてもらいたい、気付いてもらいたいとしか思えませんでした。
また、次に会う機会があったら良いのにとも思いましたし、私とよほどのご縁なんだなとも。
一歩間違えれば私も同じところにいたのかと思うと怖ろしくなります。

「噫、弘誓の強縁、多生にも値(もうあ)ひがたく、真実の浄信、億劫にも獲がたし。
たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ。もしまたこのたび疑網に覆蔽(ふへい)せられば、かへつてまた曠劫を経歴せん。誠なるかな摂取不捨の真言、超世希有の正法、聞思して遅慮することなかれ。」(教行信証・総序)

高森顕徹会でも よく引き合いに出されたお言葉ですが、本当にこのお言葉の通りだなと思わずにおれません。

彼らの後生の解決が一日も早く出来るよう祈っています。

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