とくよしみねの「なぜ生きる」

「私はなぜ生きるのか、何のために生まれてきたのか、どこに向かっているのか、そして、どう生きるべきなのか」これらの問題について仏教および浄土真宗を基に気ままに思いつくまま書きます。  mail:aim_in_life(アットマーク)hotmail.co.jp

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

先手の阿弥陀様、後手の私

阿弥陀様の救いは南無阿弥陀仏である。 阿弥陀様はすでに南無阿弥陀仏を完成されている。 南無阿弥陀仏は阿弥陀様の名乗りであり、救いのすべてである。 ところが、そのことに人間に生まれて成長し、いろいろな人から聞かされ始めて知ったのである。 ひょっ…

ご縁とはなに?

今回、私は今の時代に生まれてきました。 過去のことは分かりません。未来も分かりません。 今のことしか分かりませんが、間違いなく今を生きています。 今のこの瞬間は二度と来ません。 なのに私は今のこの場所にどうしているのでしょう。 自分の存在がどう…

信罪福心(ご信心を頂きたい)について

そもそも信罪福心とは何か。 罪を作れば悪いところに行くのではないかと思い、良いことを行えば良いところへ行けるだろうと、因果の道理を信じ、我が思いや行為の力によって信心を得ようとする心を言います。 自分が救われないのは自分に問題があるのだと思…

信心決定とは

阿弥陀仏による救済の信仰が心に確立すること。 捨機託法すること。 我が機を捨てて、阿弥陀に託する。 二種深信になる。 自他力廃立となる。 さて、信心決定とはどういう状態なのか。 自力を捨てて、阿弥陀に帰する。 自分の力で後生を解決することは絶対出…

どう生きる?

人間として生まれてきた以上後悔のない人生を送りたいと思っている。 そこでどう生きるかが非常に重要になる。 「なぜ生きる」は分かった。では、次にどう生きるかである。 妙好人と呼ばれる人はお念仏を中心に生活をされた。 今の時代の私は、どう生きるの…

私の業

先日、ドイツで飛行機が墜落し百数十人の方が亡くなった。 大変な事故でパイロットが故意に飛行機を墜落させたという。 そこに居合わせた人たちは一緒に死ななければならない運命を背負っていたことになる。 しかし、多くの人は理不尽な思いをかかえて処理で…