とくよしみねの「なぜ生きる」

「私はなぜ生きるのか、何のために生まれてきたのか、どこに向かっているのか、そして、どう生きるべきなのか」これらの問題について仏教および浄土真宗を基に気ままに思いつくまま書きます。  mail:aim_in_life(アットマーク)hotmail.co.jp

2019-01-01から1年間の記事一覧

Star wars episode Ⅸ Force be with you!!

Star wars episode Ⅸ を見ました。 良かったですね。 映画は本当に面白いです。 荒唐無稽なところは置いておいて単純に楽しめます。 見終わった後でいろいろ思いが出てきます。 最初のエピソード4はもう40年以上前になります。 ひとつネタバレ、 エピソード…

信前のお念仏と信後のお念仏の違い

称名念仏については以前書きましたので今回は信前のお念仏と信後お念仏について個人的な思いも含めて書きたいと思います。 称名念仏について考える - とくよしみねの「なぜ生きる」 前提条件としてお念仏は口称念仏とします。 信前と信後についての判断は何…

この世界は理屈や道理だけで理解出来ない

この人間社会は理屈や道理で成り立っています。 理屈や道理に合わないものは間違っているとして排除されます。 だから宗教は理屈や道理で説明出来ないため現代社会では盲信の対象と見なされます。では理屈や道理とは何か。 目で見、確認した事実や現象により…

和言愛語と触光柔軟

和顔愛語と触光柔軟 注1、2 まず断っておきますが、高森顕徹会でも都合よく使われていましたが、こういう言葉を悪用して暗に、「どんな嫌なことがあっても我慢して努力する」ことを強制する団体は多いので気を付ける必要はあります。 とにかく何でも我慢せ…

座談会について

座談会とは読んで字の如く、人が何人か集まって各自の意見や感想を述べ合う会のことであります。 お互いが意見を交わすためには配席も重要になってきます。 国際会議の場面などを想像すればわかると思います。 これが単なる質問と解答をするだけになると質疑…

好きと嫌いの感情

我々人間には普通に好きと嫌いの感情が備わっています。 これについて能科学的には能の中心近くにある扁桃体というところで瞬間的に判断するそうです。 好き、嫌い以外にも普通とか何も感じないとかの感情もあります。 人を好きになるのも嫌いになるのもほぼ…

三教指帰(さんごうしき、さんごうしいき)

三教指帰とは、空海さん(弘法大師、大師様)が仏教に帰依する理由を書かれたものです。 wikiより・・・ 序文から、延暦16年12月1日(797年12月23日)に成立していることがわかる。 空海が24歳の著作であり、出家を反対する親族に対する出家宣言の書とされて…

勉強会の感想

今回の勉強会の参加者はそんなに多くは無かったのですが、宮田さんのご法話が初めてだった方がいらっしゃってとても有意義な勉強会になりました。午前の座談会も富山の和上のご法話を味わうことが出来本当に楽しかったです。我が身を丸ごと救う阿弥陀様のお…

恥ずかしいなあ~

「恥ずかしいなあ~」と思うことがたまにあります。 電車に乗っているときとか、車を運転しているとき、レストランにいるとき、皆と話しているとき、などなど。 どうしてそう思うのか。 いい年をしていい加減そんなことどうでも良いのにと思いますが、やはり…

称名念仏について考える

南無阿弥陀仏は六字の言葉であり、これを一般的に名号と言います。 名号には、六字の南無阿弥陀仏の他に、帰命尽十方無碍光如来といわれる十字名号や南無不可思議光如来の九字名号があります。 親鸞聖人は好んで十字名号を書かれたと言われています。 その他…

この糞みたいな世の中(邪見)

よく映画の中やドラマや小説の中でこのような台詞を聞きます。 大抵、主人公が不幸なのか現状に満足していないか、あるいは世の中を見切ったふうの人の設定が多くだと思います。 また、そういう台詞を聞くと自分も同じような気持ちになり、少し厭世的な雰囲…

勉強会のお知らせ

毎年行っておりました勉強会を今年も開催したいと思います。 日時は、8月24日(土)です。 時間は、午前10時から午後5時までで考えています。 場所は、JR刈谷駅前の産業振興センターの特別会議室です。 講師は、宮田秀成師を予定していますが、宮田さんの…

無常を無常と感じないのが本当の姿です。

まず、無常とは何か。 仏教的には、四法印のうちの一つ、諸行無常がそれに相当すると思います。 諸々のものは全て常が無く変化し続けているということです。 また、無常には刹那無常と一期無常もあります。 刹那無常とは、今の瞬間は次の瞬間には変化してい…

視点を変えてみる

学問の世界でよく一般的に言われるのが視点を変えてみるということがあります。 物事を多角的、多面的に見ると言うことですが、これがなかなか出来ないのが我々の性(さが)なんでしょう。 多角的、多面的に今起きている現象を見る事が出来ると世の中、結構…

感じて、ゆるす仏教

「感じて、ゆるす仏教」という本があります。 藤田一照師と魚川祐司さんの対談記録です。 藤田師は、禅宗の僧侶であり、アメリカで座禅の指導をされて来られた方です。 魚川さんは、テーラワーダ(上座)仏教をとおして自分の生き方を見つけられた方です。 …

自分の信心は間違いない!?

高森顕徹会を退会後は、ご信心が早く欲しくて欲しくて仕方ありませんでした。 どうしたらご信心がいただけるのがあちこちのご法話を聞きに行ったり、御著書を読みあさりました。 とにかく早くハッキリしたいと思っていましたが、知らされたのは自分の力では…

大行とは

教行信証の行巻の冒頭に以下のようにあります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ つつしんで往相の回向を案ずるに、大行あり、大信あり。 大行とはすなはち無碍光如来の名を称するなり。 この行はすなはちこれもろもろの善…

我々は愚かである。そして、私は迷っている。

釈尊が阿難に仰せになった。 「 さて、無量寿仏の国に生れる人々はみな正定聚に入る。なぜなら、その国に邪定聚や不定聚のものはいないからである。すべての世界の数限りない仏がたは、みな同じく無量寿仏のはかり知ることのできないすぐれた功徳をほめたた…

病は浄土への便り

新年早々風邪を引いてしまいました。 病になってお浄土が近づいたと喜べるかと言えば、全くの逆で少しも喜べません。 親鸞聖人もおっしゃているとおりです。 歎異抄第九条 また浄土へいそぎまいりたきこころのなくて、いささか所労(しょろう)のこともあれば…