とくよしみねの「なぜ生きる」

「私はなぜ生きるのか、何のために生まれてきたのか、どこに向かっているのか、そして、どう生きるべきなのか」これらの問題について仏教および浄土真宗を基に気ままに思いつくまま書きます。  mail:aim_in_life(アットマーク)hotmail.co.jp

2016-01-01から1年間の記事一覧

スターウォーズ ローグ・ワン

今回も公開の翌日に見てきました。 スターウォーズのローグ・ワンです。 いやー、やはり楽しかったですが、ちょっともの悲しい感じがしました。 ネタバレになるので書きませんが興味のあるかたは是非ご覧下さい。 スターウォーズはスペースオペラと言われる…

南無阿弥陀仏を考える

「南無」はナモー(namo)の音写語で「礼拝、おじぎ、あいさつ」を意味するナマス(namas)の連声による変化形。「礼拝」から転じて帰依(śaraṇagamana)を表明する意味に用いられ、「わたくしは帰依します」と解釈される。 「阿弥陀」は、その二つの仏名である…

これで良しと思いたい

分かった、そうだったのか、知らなかった、だだ今の救いだった、この身このまま落ちるままだった、地獄しか行き場が無い私がお目当てだったとは、南無阿弥陀仏が私にいる、今呼ばれている、ああ有り難い、・・・・。 ご信心を頂いたと思われる方には、それぞ…

東京ラブストーリー

最近、東京ラブストーリーが二十五周年でなんとなく静かなブームになっているようです。 リアルタイムで見た人も多いでしょうが、私は見ていません。 とりあえずニュースになったので youtube でダイジェストを見て、だいたいのストーリーは理解しました。 …

大音響流十方

大音響流十方のお言葉は大無量寿経の中にあり、浄土真宗では讃仏偈として讃えられています。 そこには、正覚大音響流十方(正覚の大音、響き十方に流る)と法蔵菩薩様が世自在王仏様を讃え、新たに誓うのです。 仏様の悟りのお声は、十方微塵の世界に響き渡…

十二因縁

お釈迦様が菩提樹の下で瞑想をされたとき、この十二因縁を行い悟りを開いたと言われます。まず、順観を行い次に逆観を行って仏の悟りを開かれたと阿含経にあるそうです。 また、十二因縁を物質面から見た外縁起と心の面から見た内縁起があります。 以下に簡…

断捨離

家族から教えてもらったのですが最近「断捨離」がはやっているようです。 「やましたひでこ」さんという方が「断捨離」という本を書かれたのが最初だそうです。 wikiには以下のように書かれています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

空しいとは

今回はこの言葉にこだわってみたいと思います。 一般的に空しいとは以下のように使います。むなし‐い【空しい・虚しい】《形容詞》1 からっぽだ。内容がない。 「―弁舌」2 むだだ。かいがない。役に立たない。 「―努力」3 頼りにならず、はかない。 「人…

実感

人間は命を頂かないと生きていけません。 命のあるものを体に取り込まないと生命力を維持できません。 タンパク質を生成し続けていかないと有機体を保つことが出来ません。 とにかく命と呼ばれる物を毎日毎日死ぬまで体に取り込んでいます。 赤ん坊を見てい…

気持ちは言わなければ伝わらないが・・・。

自分が思っていることを相手に理解してもらおうと思って言葉を尽くして伝えようとしてもなかなか伝わらないことが多いと思います。面と向かって相手の顔を見て話をしても伝わらないときは伝わりません。当然、メールやlineでは十分ではありません。 ですから…

宗教問題15を読んで

パソコンが使えるようになりましたので再開します。 そもそも「宗教問題」などと言う本があることさえ知らなかったのが、そのことを「さよなら親鸞会」や「安心問答」などで知って是非読んで見たいと思いました。 なかなか手に入らないと思ったけど、アマゾ…

宗教問題15を手に入れました。

しばらくパソコンが使えないので記事の更新が出来ません。とりあえず宗教問題15を手に入れて読みました。感想はしばらく後に書きますが、一言、嘘はつけないなあと言うことでしょうか。今回はこれだけです。

犬や猫に産まれなくてよかった。

私の母親は既に亡くなっていますが、子供の頃よく言われたことがあります。 「犬や猫に産まれてきたらそのへんで、ワンワンと吠えていたり、ニャーニャーと鳴いていたりしてこんな生活出来ないぞ。」と。 その時、私はそうだなと思う一方、でも犬や猫もあれ…

勉強会の感想

勉強会に多くの方がご参加いただきありがとうございました。 嶋田さんはいつもと同じように阿弥陀様のお心を力強く伝えて下さいました。 阿弥陀様のお慈悲、そして私の姿をお聖教を根拠に教えてくれました。 また、いろんな情報も頂き今回はびっくりすること…

オリンピック選手と信心

今、まさにオリンピックの真っ最中です。 私も好きな選手を勝手に応援して興奮しています。 選手はそれぞれの思いを胸に4年間かそれ以上の時間と体力とお金のすべてをつぎ込んでたった一度のチャンスに賭けています。 それで本当に何が得られるのか、地位や…

映画「なぜ生きる」(賞味期限切れ)

ちょっと前に「なぜ生きる」の映画についていろいろブログで言われていました。 そもそも時代考証がデタラメだと言われていますが、ちょっと調べればその事を確認できます。また、ご本尊や腹ごもりの表題がデタラメと言われていますが、それもちょっと調べれ…

いいことばかりはありゃしない!!

忌野清志郎の歌のタイトルです。 先日、テレビで武道館ライブ(結局最後のライブでした)を見ました。 知っている人は知っている名曲だと思います。 まあ、自分が思っているだけかもしれませんが。 年が分かってしまいますが、学生時代にRCサクセッションの…

勉強会のご案内

皆様へ お知らせです。 嶋田さん(親鸞会元講師、「私の白道」の作者)の勉強会を開催します。 場所はいつもの愛知県です。 日にちは 8 月 21 日 ( 日 ) です。 時間は 午前10時から午後4時30分まで の予定です。 勉強会のテーマについては、 「南無阿弥陀…

本山(龍谷山本願寺)

最近は本山と言えば、京都の西本願寺の本山をイメージします。 残念なことに一番最初に行ったのが、例の座り込みですので次に行くまでに相当時間がかかりました。 次の機会は、750回大恩忌の時ですので5年くらい前でした。その前にも一度行ったのですが…

私と阿弥陀様の関係

私と阿弥陀様の関係は図で表せば以下の通りです。 親鸞会を辞めて本当の阿弥陀様の御本願のいわれを聞かせていただいたそのころの私は、阿弥陀様を自分に取り込もう、取り込もうとしていました。 ですのでいつも中心は私でした。阿弥陀様が中心になることは…

これで良しとする。

私はもうご信心はハッキリさせていただいたから、私はもう良いんです。 それよりも今だご信心がハッキリされていない方を何とかしたいと思っています。 ・・・・・・ ある意味ありがたいお言葉であります。そんな心は今まで無かったのに、なぜか信心と言う物…

御念仏を称えること・・・十住毘婆沙論より

十住毘婆沙論 易行品 第5巻第9品 龍樹菩薩 これしか読んだことはありませんが何が書いてあるかというと仏様を念じなさいということ、これは易行道ですよ、海の上を行くがごとしです。聖道門である陸路は難行道で大変ですから、出来の悪いものはこちらの道が…

九品の人

観無量寿経の中に九品の往生が書かれています。 辞書によっていろいろ書かれていますが、以下の文章が短くて的確なので引用しました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 極楽浄土に生まれるのに、この世で生活…

無宿善の機

いろんな人とご縁があります。ご存じの方もおられるでしょうが、最近創価学会の会員とおぼしき人からコメントで罵詈雑言を浴びせられました。最初から話したくなかったのですが、ちょっとくらいご縁があるかもと思ったのが駄目だったと反省しています。普通…

苦を苦とみる。

四聖諦の最初に書かれているのが苦諦です。 お釈迦様は人生苦なりと四聖諦の最初に教えてくださいます。 この世は苦しみであると。 では、苦しみとは何か。 そもそも苦しみが何であるのか分からないから迷うのです。 皆さん良くご存じの四苦八苦をお釈迦様は…

異安心(二)

前回の続きです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 地獄秘事 自己の内省において地獄一定と堕ち切ることを条件として、必堕無間の後に大悲が知れるのだとの主張は、これまた二種深信における信機自力・信機…

異安心

異安心とは浄土真宗で言われる信心と異なる信心のことを言うのですが、では真宗で言われる信心とはいかなるものかが最初に説かれねば成りません。 ところが、真宗で言われる信心とは言葉にすれば「南無阿弥陀仏一つで何も必要無し」なのですが、それを受け取…

仏様とは

本来、「仏」とは、仏教における最高の存在であり、悟りを開いた者である仏陀(如来)とする(狭義の仏)。しかし後に、仏陀に準ずる存在で悟りを開こうと修行している菩薩、密教特有の尊である明王、天部の護法善神などを含めた、仏教の信仰、造像の対象と…

嘘をつくことと方便の違い

前回の記事で方便のことも書きましたが、とても大事なことなのでもう一度確認しておきたいと思い記事にしました。 一般的な方便の意味を調べると以下の二通りの意味があります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

本派(本願寺派)の教え

十方微塵世界の 念仏の衆生をみそなはし 摂取してすてざれば 阿弥陀となづけたてまつる 浄土和讃 十方の数限りない世界にいる、念仏の衆生をご覧になり、その者たちを光明の中に摂め取って捨てることがない。それゆえに阿弥陀如来と申し上げるのである。 念…