とくよしみねの「なぜ生きる」

「私はなぜ生きるのか、何のために生まれてきたのか、どこに向かっているのか、そして、どう生きるべきなのか」これらの問題について仏教および浄土真宗を基に気ままに思いつくまま書きます。  mail:aim_in_life(アットマーク)hotmail.co.jp

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

有無見

龍樹大士出於世, 悉能摧破有無見 龍樹菩薩が摧破された有無の見について理解することは、まず仏教に入るための心構えのような気がする。 つまり、死後が有る、無いにかかわらず、そこから抜け出す道を示されたのである。 そういう道があるぞと教えてくださっ…

是非知らず、邪正もわかぬこの身なり

「是非(ぜひ)しらず邪正(じゃしょう)もわかぬ このみなり 小慈小悲もなけれども 名利(みょうり)に人師(にんし)をこのむなり」『正像末和讃』親鸞聖人 何も分からない、何が正しいのか間違いなのか、私には判断する力が無い。 ただ、仏様が悪と言われ…

疑いについて

疑いに二つあると親鸞会時代に教えられた。阿弥陀仏の願を疑う疑情と煩悩でなんでも疑う疑煩悩と。 疑情は阿弥陀仏の救いを疑う心であり、その心により救われない。 ところが疑煩悩の中身に阿弥陀仏の本願を疑う心が含まれないのかというと 含まれるのである…