参議院選挙が終了し自民党が大敗し参政党などが大躍進しました。
いつまでも自民党が支配できる時代ではなくなってきています。
支持層がどんどん変化しています。
躍進した参政党の日本人ファーストというキャッチフレーズはきな臭いものがありTVはこぞって反旗を翻して非難しています。
最近のTVでまともなのは大阪の放送局ぐらいでしょうか。
ほとんどが左翼と言っていいと思っています。
個人的には大手メディアと呼ばれる組織のほとんどはリベラルの名を借りた日本社会を崩壊させる団体だと思っています。
しかし、思い起こせば大東亜戦争以前の新聞は戦争を扇動した記事ばかり書いていました。
そのせいで民意を誘導し、世界大戦に突入していったのです。
その反省か今は真逆の方向に民意を誘導しようとしています。
ところがSNSにより思うように誘導できずに地団駄踏んでいるように思います。
時代の大きなうねりを感じます。
一方、日本の周辺諸国の動きや世界の動きを考えると嫌になります。
若者が将来に夢を持てないのもなんだか分かる気がします。
私の若い頃の脳天気な時代とはかなり雰囲気が異なるのでしょう。
しかし、どの時代においても結局サバイバルなのだと思うのです。
如何に生き延びるか、そして自分の欲望を満足させるか、それしか考えていない時代なのだと、いわゆる煩悩濁(五濁の一つ)です。※
有史以来そのことは全く変わっていないと思うのです。
思い起こせば私の両親の時代が良かったかというとそんなことはなく大変な苦労をしています。
それに比べればどれだけ今の時代は良いのか分かりません。
ところが世間はそんな比較はだれもしません。
世の中は一体何を目指しているのでしょう。
そう世間を非難していてもこの私はどうでしょうか。
明日をも知れぬ命なのに全く何も思っていません。
無常を無常と感じる心はありません。
先日も健康診断で引っかかったとたんに何もやる気がなくなってしまいました。
後生のことより死ぬのが嫌だの感情しか出てきませんでした。
病院へ行って少し安心したのですが全くもって後生の心配より死にたくないの感情しかありませんでした。
南無阿弥陀仏のお名号も何も思い出しませんでした。
それで阿弥陀様を信じているのかと問われてもなんとも答えようがありません。
なんども同じことを書いていますがこちらには何もないのです。
その私に南無阿弥陀仏が届いていることの事実があるだけなのですから。
それで満足ですかと問われてもこちらはどうしようもありませんのでお任せするだけです。
なんとも心許ない回答で申し訳ありません。
いつか私の寿命が尽きるときが必ず来ますが、それまで気楽に楽しく生きたいと思っています。
いや、ずーっと死なないと思っています。
追伸
勉強会は8月23日、刈谷市産業振興センターで行います。
詳細は前回のブログでの案内を参照してください。
よろしくお願いします。
- 劫濁(こうじょく):時代の汚れ。
- 見濁(けんじょく):邪悪な見解や思想の汚れ。
- 煩悩濁(ぼんのうじょく):貪欲、怒り、愚痴などの煩悩の汚れ。
- 衆生濁(しゅじょうじょく):人間の心の汚れ。
- 命濁(みょうじょく):人間の寿命が短くなること。