私と阿弥陀様の関係は図で表せば以下の通りです。
親鸞会を辞めて本当の阿弥陀様の御本願のいわれを聞かせていただいたそのころの私は、阿弥陀様を自分に取り込もう、取り込もうとしていました。
ですのでいつも中心は私でした。阿弥陀様が中心になることはありませんでした。
私の中の知らない私も、私の小さな一部としか思っていませんでした。
それでも取り込もうとする気持ちはいつまでも変わりませんでした。
ところが、いつからかその関係が以下の図のようになってしまいました。
これはこれで驚きでした。そうか、自分の知っている自分はほんの一部で自分の知らない自分が本当かもしれないと。そして、いままで取り込もうと思っていた阿弥陀様はどうもそうではない。自分にずっと働きかけて下さっていたのかと。
私には、信じる心も、念じる心も、求める心も無いのだと、そして、何一つ分かっていないのが私だと。
結構衝撃でしたね。
今でもそうだなと思います。
でもね、上の図、これ今でも私なんですよ。そして下の図も私なんです。