とくよしみねの「なぜ生きる」

「私はなぜ生きるのか、何のために生まれてきたのか、どこに向かっているのか、そして、どう生きるべきなのか」これらの問題について仏教および浄土真宗を基に気ままに思いつくまま書きます。  mail:aim_in_life(アットマーク)hotmail.co.jp

洗脳

「洗脳」という本を読みました。

X-japanのToshiがホームオブハートのMasayaこと倉渕透と守谷香に徹底的にマインドコントロールされた経緯が淡々と書かれています。
彼らは10数億円のお金を騙し取り、未だにヒーリングの音楽を売っています。
守谷香はToshi を騙してお金を取るために夫婦にまでなっています。
実質的にはMasaya の愛人でToshi から奪ったお金で豪華な生活をしているのです。
Toshi のような純粋な人は簡単に洗脳されます。
まさか、自分の妻が騙すとは思ってもみなかったでしょう。

一方でなぜ守谷香がそんな人間になったのか。
Masaya はいつから人を騙すようになったのか、
そこのところは良く分かっていません。どこかでセミナーを受けたと言っていますが何処でマインドコントロールのスキルを手に入れたのか詳細は不明です。

翻って高森顕徹会長は何処で洗脳技術を手にしたのか。
知り合いに言わせると持って生まれたものだと言います。
個人的には戦争時代の経験が大きいと思います。
暴力(暴言と恐怖)と恩賞(選民意識とユートピア思想)によって正しいことをしていると植え付けていくのです。
一年も経てば立派な洗脳者の出来上がりです。
専任講師が良い例です。
後は搾取するだけです。

また、騙されても後悔がなければ問題はないと安易に言うことは出来ません。
法然上人にすかされても後悔がないと言われた親鸞人とは全く異なる状況なのですが、これも安易に高森顕徹会では使いますので注意が必要です。
何が違うかと言えば、親鸞聖人は法然上人のお陰で阿弥陀さまの救いにあずかっているからです。
高森顕徹会の人はほとんど誰も阿弥陀さまの救いにあずかっていないからです。幸せになれると言われながらどんどん貧乏になっていくのです。
おなじ言葉でも詐欺師が使えば騙しの道具になります。
宿縁とは言え真実の教えに出逢うのは本当に大変なことと思います。

最近、夕顔さんのブログ(夕顔の日記)がとても面白いです。
指摘されている専任講師たちの姿が思い浮かびます。
夕顔さんのブログを読んで思うのは幹部講師のほとんどは確信犯だということです。
信心決定なんてどうでもいい、それより会の中での地位が一番大事だと思っているようです。
まして会員の後生など。

純粋な会員や末端の講師たちは命令通りに動く駒です。
彼らはほとんど救われることなく死んでいきます。
自力かなわで流転せりです。
白骨のお文のとおり哀れと言うも愚かなりです。
一人でも多くの人が阿弥陀さまの今の救いに気がつかれることを願ってやみません。


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