変異した武漢コロナが蔓延するなか無事に勉強会が開催できました。
10人以上が参加してくださりとてもありがたかったです。
開催して思うのは仏法聞きがたし、また、我が身の幸せです。
統一教会の件で世間一般では宗教は危ないとのイメージしかありません。
本物を知らない人には皆同じに見えるのでしょう。
残念ですがそれが現実です。
私の知り合いはガンで亡くなる前に私に人生に後悔は無いかと聞いてきました。
私はそのころは一番喜んでいたときでしたから後悔無いと断言してしまいました。
今思うにその人は後悔いっぱいだったのでしょう。
あとでものすごく後悔しました。
もっとよい伝え方があるのではないかと。
命が終わるときに臨んで後悔しても時間はありません。
結局何も伝えられずに2年ほどで亡くなって行きました。
大命将に終わらんとして悔懼(けく)交々いたる
大無量寿経
仏教は苦しみを除く法です。
仏教を聞くことによって苦しみが除かれていくのです。
心が軽くなっていくのです。
小説家がぼんやりとした不安と言いながら死んでいくのとは訳が違います。
そのことは一言で伝えることはできませんが、
喜んでいる人を見て人は惹かれていくのだと思います。
信心歓喜の世界を説くことほど難しいけどすばらしいことは無いと思うのです。
そうは言っても統一教会も喜んでいる人がいるからなんと言って良いのか。
結局時間をかけて話していくしかないのでしょう。
遠く宿縁を喜べと言われたお言葉がありがたく感じます。
勉強会は私のための法話でした。
ご縁があれば来年も行いたいと思います。